2013年4月21日日曜日

ソニー ハンディカム HDR-PJ790V その後のレビュー



HDR-SR11からHDR-PJ790V に変えてから、3ヶ月たちました。

前回は購入直後のレビューをしました。
何回か使用しましたので、このへんで使用したレビュー。

通常60Pで撮影しています。



1、外観、デザイン

あんまりそういうのを気にしませんから。

HDR-SR11との比較


HDR-SR11の時、画角の確保のためにワイドコンバージョンレンズ VCL-HG0737C をつけていました。
それがありませんから、その分コンパクトになってうれしい。


2、画質

問題ありません。
HDR-SR11だって1920×1080だったからきれいだったんだけど。
なんかそれよりもよくなったね。

いろいろ技術の進歩だろうねぇ。
暗いところでも問題なく撮れる。

手ぶれ補正が優れている。
空間光学手ブレ補正
歩き撮りでも揺れがぜんぜん気にならない。

HDR-SR11とは比較にならない。
そりゃそうだ、数世代前の機種だから。
そっちの方が高かったけど。

三脚に乗せてアップで撮影する時にちょっと困ることが。
中心に被写体を捕らえても、にゅぅ~んって動いて中心から外れちゃう。
手ブレ補正の効果。

落ち着くまで少し時間が必要。

画角については、まったく不満はありません。
期待通り。


3、操作

グリップベルトのホールド感がちょっと好きでない。
しっかり調整していますが、なんとなくカメラ側に傾きがち。
だから、ズームレバーに指を乗せ辛いので、少し操作しにくい。

好みでないホールド感


それはほんの少し、気持ち程度。
慣れていないだけかもしれない。

あんまりズーム中の画は使わないからいいし。

だから、三脚グリップ GP-AVT1 使うことが多いですね。
ホールドしやすい。

グリップ装着

アダプターケーブル VMC-AVM1 は買ってないけど。
だから、グリップのボタンでズーム操作はできないけど。
録画ボタンも作動しませんけど。
あんまりズーム中の画は使わないからいいの。

録画は、カメラを構える前にボタンを押す。
停止は、捕り終わってからボタンを押す。

VMC-AVM1を買おうとは思ってましたけど。
ケーブルが長くなるからなぁ、と。
いずれマルチ端子用のが出るんじゃないかなぁ、と。



手ブレ補正のオンオフがワンタッチでできるといいなぁ。
画質のところで「にゅぅ~ん、しちゃう」と書きましたが、手ブレはオフにすればいいんですよ。
でも、メニューを開いて、どこで設定するんだっけ?って考えて、ようやく設定にたどり着いて、オフに設定するのが面倒。
多分、オフにして撮影した後、オンにし忘れるだろうし。

マニュアルボタンに設定できればいいんだけど設定できる項目に無いの。

マニュアルボタン


4、バッテリー

これには驚いた。
持つねぇ

付属のNP-FV50 ですが。
旅行中、朝からチョコチョコ撮ってたのに、15時過ぎまで空にならなかった。

何分?って聞かれると、よくわかんないけど。
みみさん、わりとビデオ撮影する方よ。
http://www.youtube.com/playlist?list=UUGyH7Df9ozYbuh1A8GSvaOw

付属のバッテリーなんて、あっというまに亡くなるもんだと思ってましたけど。

そういうわけで、予備のNP-FV70は、空になるまで使ったことが無い。
今のところ。

説明書を見ると、液晶でもビューファインダーでもバッテリーの持ちはほとんど変わらないのね。
節約の為、ビューファをよく使っていたが、そういう意味合いでは意味が無いのね。


5、音質

非常によく聞こえると思います。
人の声をちゃんと録音できることが、あたしには重要なんですが、問題なし
だてに突起物を付けたんじゃぁ無いですね。

ウィンドスクリーン

しかし、せっかくの付属ウィンドスクリーンですが、これは惜しい。
強風だと風きり音を拾います。

強風のために風切り音を拾った動画

無いよりはましなんだろうけど。


自作しました。

自作のウィンドスクリーン


あと、けっこう大きな音が連続して流れているような時。
たとえば、ライブ会場とか。

そういう時は、不自然にレベル調整されちゃう。
これも、音関係の設定を自動にしているからイカンのだけどね。
イチイチマニュアルにするのめんどくさいもん。

セッティングの問題。


6、便利な機能

内蔵ビデオライト
これはありがたい。

内蔵ライト

すでに持っているビデオIRライト HVL-HIRLが不要。
シューが変わったからそのままじゃ使えないけど。

そんなに頻繁に必要なものじゃないけど、あると便利だからっていつも持ち歩いていたが出番なし。
マイクが常時付いてたから、付け替えるの面倒だったし。

内蔵だから荷物が減る。
内蔵だからよく使うようになったし。



プロジェクター機能
使わないんですけどね。
なくてもいいんですけどね。

おまけ程度の不鮮明な画かと思ったのに。
明るい場所でもきれいに映るのにはおどろいた。
日中の車内の天井でもきれいに見える。
ちょっと撮ったのを、確認する程度に軽く見る分には問題ない。

大川興業ごっごもできるかも。

あってもいい機能だねぇ。


7、その他

ストラップは付いていません。
別売りのを買いました。

ストラップを持って持ち上げて、肩にかけるとき気をつけないと液晶が開いていることがあります。
乱暴に扱っちゃダメよってこと。


レンズの汚れを拭くとき、ちょっと気になります。
まず、電源を入れてシャッターを開けます。
シャッターが何枚かの薄い板なので、きゃしゃなのがまず気になる。

そして、レンズはそのシャッターのちょっと奥にあります。

レンズを拭く

指にクロスを巻いて、指先で拭きます。
すると、レンズユニットが動くのよね~。
これが気持ち悪い
壊れるんじゃないかなぁと心配。
説明書には、汚れたら拭けと書いてあるので、大丈夫とは思いますがね。

直接触らなくても、持って動かすとユニットが動いてるのがわかるのよね。
壊れやすそうで気持ち悪い。


6 件のコメント :

  1. HDR-PJ790V用の自作ウインドスクリーンの材料や作り方など、詳しく教えてください。

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    返信
    1. コメントありがとうございます。

      材料:ファー、布用ボンド。
      作り方:
       1、マイクにかぶるサイズにファーをカット。
       2、HDR-PJ790Vの出っ張ったマイクなので、それにかぶるような袋状にファーを加工。
       3、余分な毛をカット。

      以上

      あたしは、古くなったフード付きジャケットのフードにファーが付いていたので、それを使いました。

      フードから切り取ったら四角形。
      ファーはフェイクなので、外側が毛で内側が布です。
      それを二つ折りにして、二辺の内側をボンドで接着。

      ちゃんとマチを作ったり、糸で縫う方がきれいなりますけど。
      二つ折りで、ボンドで固定のほうがが簡単だったので。

      マイクはカメラの前のほうについてますから。
      毛が長いと、レンズの前に毛がかぶります。
      なので映り込まないよう、適当にカットしてください。
      逆光だと、少しの毛でも目立ちますよ。

      こんな感じですが。
      お分かりいただけましたでしょうか。

      削除
    2. みみの目ムービーさん
      いつも、楽しみに拝見させていただいています。
      今回の件は、突然の不躾な質問にも関わらず、非常に分かりやすく丁寧な説明ありがとうございます。
      実は、暫くは純正のジャマーを使う予定で予備を購入しておこうかと思っていたところ、みみの目ムービーさんの記事が目に止まって、ちょっと作り方を聞きたかったんです。
      後でチャレンジしてみようと思います。
      これからも楽しい記事をお願います。

      削除
    3. みみの目ムービーさん
      いつも、楽しみに拝見させていただいています。
      今回の件は、突然の不躾な質問にも関わらず、非常に分かりやすく丁寧な説明ありがとうございます。
      実は、暫くは純正のジャマーを使う予定で予備を購入しておこうかと思っていたところ、みみの目ムービーさんの記事が目に止まって、ちょっと作り方を聞きたかったんです。
      後でチャレンジしてみようと思います。
      これからも楽しい記事をお願います。

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  2. みみの目ムービーさん。
    お返事ありがとうございます。 いつも楽しく拝見させていただいてます。
    みみの目ムービーさんのウインドスクリーンの記事を見て、純正よりとっても効果ありそうだし、見た目も素敵でしたので私もDIYしてみたいと思っていたんです。 
    また、非常に分かりやすく分かり易く説明いただきまして、ありがとうございました。

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    1. なかなか文章では伝わりづらいかと思いますが。

      要は、マイクに直接風が当たらないようにカバーできればよいので。
      材料ややり方はこれにとらわれず、いろいろ試してみてください。

      では。

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