2013年2月20日水曜日

中馬のおひなさんを見に足助へ行く





紅葉で有名な香嵐渓がある足助

紅葉以外にも、古い街並みおいしい食べ物が魅力です。
だから、秋には大勢の人が観光にやってきます。


早春のこの時期も、秋ほどではないですが、大勢の人がやってくるイベントが開催されます。
それが「中馬のおひなさん」。

民家の中に飾られたお雛様

民家や商店で、古い雛人形が飾られます。
その家の女の子のためというわけではなく、外向きに。
観光にやってくる人たちに見てもらうように、飾ってあります。

古そうな段飾り

古い街並みで有名な足助ですから、古くからの民家や商店がたくさんあります。
だから、ずっとしまわれていた雛人形が残っていたんでしょうね。

それが、この季節のイベントとして定着してます。

民家の奥に見える雛人形


この通りには、そういった雛人形を展示している民家がたくさんあります。
街並みを楽しみながら、雛人形を眺めるのはとても楽しい。
マップをもらえますし、スタンプラリーのようなことも行われています。

百年草


古い街並みとはちょっと離れた場所ですが、百年草でも雛人形の展示がありました。


ずっと大切に保管されてきたようです。
中には江戸時代に作られたものもあるそうです。

年季の入った人形


一般的な、内裏雛、三人官女、五人囃といった段飾りもたくさんあります。
そのほかには、土雛と呼ばれる土人形の展示がたくさんあります。

土雛


ひな祭りとは関係なさそうな、七福神歌舞伎役者みたいなのや東郷元帥の人形まであります。

東郷元帥


また、おじいさんおばあさんと思われる人が、松の木の下で踊っている人形。

女の子の人形

抱くことができるほど大きな女の子の人形とかもありました。
こういった一般的な雛人形じゃない人形を飾る風習を、あまり知らなかったので興味深かったです。

竜宮城みたい

一般的な段飾りでも、内裏雛が飾ってあるところが龍宮城のような建物になっているのも珍しいなぁと感じました。

花餅に似た飾り


雛人形の他には、花餅も飾られます。
木の枝に、小さい着色した餅をさしたものです。
基本的には、ピンクと白です。
緑や黄色いのもあってきれいですね。

また、花餅に似ていますが、繭玉もあります。
これまたきれいに着色されています。

この、お雛さんをやってる足助の街にはおいしい食べ物もいっぱいありますよ。


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